2026年3月5日木曜日

今日の軸:「明珠在掌(みょうしゅたなごころにあり)」

  今日の軸:「明珠在掌(みょうしゅ たなごころにあり)」

『明珠』とは、本来は、曇りのない美しい珠、真珠の類を指します。転じて、真の宝や非常に優れた人物のことも表します。
『掌』は「たなごころ」と読み、手のひらのことです。

禅語的には、かけがえのない宝(明珠)は遠くにあるのではなく、すでに自分の手の中(掌中)にある。かけがえのない宝=幸せ・喜び、は自分の中にある、という意味になります。
たとえ今の自分をダメだと思っていても、自分の奥には常に輝く可能性が眠っているという、希望の教えです。自分自身の命の尊さを知り、自分を愛すること。仏教では、この内なる仏性を引き出す修行を大切にするそうです。

「自分には特別何も無いと落ち込む必要はありません。どなたもこの自己の中に光輝く存在、宝を持っているのです。」は、大本山東福寺塔頭 霊源院塔頭のお言葉です。

人生の選択の大きな節目に直面しているみんなには、忘れないでいてほしい四字熟語です。

(2026.2.28 談、補)


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