【まずは立ち居振る舞いから(裏千家)】
1.座り方
男性は両膝の間にこぶし2つ、女性は1つくらい開けて座ります。
亭主のときは、手は揃えて、太ももの体から数センチ膝寄りにおきます。
お客のときは、膝上で、右手を上にして両手を組み、自然になるように置きまか。
2.座っているときのおじぎの仕方
おじぎには『真』『行』『草』の3つの形があります。
いつでも両手の指先はつくところまで背中を伸ばしたまま、倒します。
真:膝の上の両手をそのまますべらせて、両掌を畳の上に全部つくようにします。
(総礼、お客が亭主に向かって礼をするとき)
行:両手の第2関節まで、畳につくように。
(客同士の礼のとき)
草:両手の先が畳につくまで。
(亭主が点前の途中で)
3.歩くとき
男性は、軽く親指と人差し指を合わせ、少し内側に曲げて脇におろします。
女性は、指をそろえ、軽く太ももにあてます。
半畳を2歩で歩きます。
4.立ち方
両足を爪先立てて、かかとの上に腰をのせます。片方の足をたて、まっすぐに立ちます。
どちらの足を立てるか、は場合によります。
5.座り方
両足を揃え、片方の足を少し引いてから、座ります。
6.扇子の置き方
席が決まったら、右手で自分の後ろに起きます。
正客は、扇子の先が次客のほうに、次客以降は正客に向くように置きます。
(2024.11.7 談)
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